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精神コスト

執筆者の写真: 大輔 喜多大輔 喜多

今日は私が非常に重要視している「精神コスト」について書いていきます。


在庫や家賃、消耗品などのコストは聞いたことあるけど、精神コストって聞いたことないって方も多いと思いますが、精神コストはれっきとしたコストです。


個人的には削減が1番難しいコストだと思っています(-_-;)



精神コストとは「従業員の精神的な浮き沈みにより発生する問題を解決する為に必要なコスト」です。


プライベートで良い事があった従業員が他の社員に話しかけまくって他の従業員の仕事の邪魔をしたり、不機嫌そうにしている従業員をたしなめる時間をイメージしてください。


これって周りの仕事の手を止めていたり、他の人のやる気にまで影響を及ぼしますからチームワークで仕事をする会社の業績に与える影響だって大きい訳です (;^_^A



さらに、こういった問題を放置しておくと、従業員個人の人格形成に大きな影響を与えていき、最終的には訴訟問題に発展するパワハラやセクハラを生む原因にもなり得ます。



一旦、問題が大きくなってしまうと解決に費やす時間と費用は会社や当事者にとって非常に大きなものになってしまうのも特徴です。



とは言え、仕事は人間が行っている事ですので感情が表に出てしまうのは止められませんし、仕事に対していろんな価値観、いろんな目線を持っています。



それが精神コストを生んでいる半面、いろんな価値観や目線があるからこそ価値ある発想や発見が生まれているのも事実です。


ではどうしたらよいのでしょうか?



私は個人には言葉使いと態度の学習が、組織ではルール違反を指摘できる風土を作る事、が現時点では最良と考えています。



私が知っている限りなんですが、感情を表に出さずにおだやかにしている人の方が仕事をたくさんこなしていますし、ルールや規則をきちんと作っている会社よりもそれを守ったり指摘できる風土を持っている会社のほうがうまくいっているような気がします。



また、そういう会社は従業員の気持ちを自由に発表する場としてブレインストーミング形式の課題解決会議のようなものを定期的に開催している場合も多いです。



仕事場は家庭よりも長い時間を過ごす場所になりやすいので、知らないうちに仕事場が「自分の家」のようになり、職場の人間が「自分の身内や友人」のような感覚になって、思わず自我が出てしまう、という方も多いのではないでしょうか?



古人曰く「親しき中にも礼儀あり」「上善如水」



会社の業績がそこで働いている人達の労働の結果である以上、労働を妨げる精神コストの存在は無視できませんし、人生の大半の時間を過ごす職場での言葉使いや態度が人生に与える影響は非常に大きいと感じています。



偉そうなことをつらつらと書いてきましたが、非常にデリケートな問題ですし、賛否両論あることなのでこれといった解決策や案がないことも承知しております(^^;)



課題解決のIT導入が精神コストも削減していた!という提案ができるように頑張っていきます!
















 
 
 

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